地域猫活動について
地域猫活動とは、飼い主のいない猫に不妊去勢手術を施し、地域住民が主体となり、地域の理解と協力を得て適正に飼養管理する活動のことで、これ以上飼い主のいない猫の頭数を増やさないようにする活動です。
豊橋市地域猫不妊去勢手術費補助金交付について
豊橋市では、「地域猫活動」に対する不妊去勢手術費の補助金交付事業を実施しています。
飼い主のいない猫は年に2~3回出産することから、気づけば自宅周辺は猫ばかりという状況に陥ります。不妊去勢手術の実施は、そのような猫の頭数増加を抑制するとともに、発情期の鳴き声や尿スプレーによる臭いなどの迷惑も軽減にもつながります。
「地域猫」の寿命は数年といわれていることから、⾧期的な視点で飼い主のいない猫の頭数が減少し、結果として猫による生活環境の悪化等の被害の減少が期待できます。
(1)補助金交付額(上限)
| 不妊手術(めす) | 1頭につき15,000円 |
|---|---|
| 去勢手術(おす) | 1頭につき10,000円 |
(2)補助金の交付条件
・市内に生息する飼い主のいない猫で、その猫により生活環境の悪化等の被害を受けている住民が存在すること。
・自治会や地域で不妊去勢手術を行い、適正に飼養管理ができること。
・当該地域の住民が餌やりや糞の清掃などのルールを決めて、それに基づいて管理ができること。
・当該地域の自治会等から地域猫活動の了承を得たグループ(同一世帯でない3人以上で、うち2人は猫が生息する地域の住民であること)からの申請であること。
※自治会等への説明は、動物愛護センターから行うこともできます。まずは電話または窓口でご相談ください。
(3)手続きの流れ(一例)
❶ 電話または窓口で相談する。
❷ 申請書等を受け取る。
・地域猫活動等補助金交付申請書
・猫管理票
・活動団体名簿
・債権者登録申請書または変更申請書(新規または変更の場合に限る)
❸ 現地確認を行う。
・申請書等を記入後、動物愛護センターまでご連絡ください。日程を調整のうえ、活動場所の現地確認を行います。
❹ 申請書を提出する
・現地確認後、申請書の内容を確認し、動物愛護センター職員に提出してください。
❺ 交付決定通知書等を受け取る。
・申請書等を提出後、約1週間を目安に交付決定通知書が交付されます。
・書類の準備が整い次第、動物愛護センターから連絡します。
❻ 動物病院を予約し、猫の捕獲を開始する。
・協力可能な動物病院に予約をしたうえで、対象猫の捕獲を始めてください。
・不妊去勢手術の際には、該当の「猫確認書」を動物病院へ持参してください。
・必要に応じて、動物愛護センターから捕獲器を貸し出します。申請に合わせてご相談ください。
❼ 不妊去勢手術を実施する。
・捕獲した対象猫から順に、動物病院で不妊去勢手術を行ってください。
❽ 延⾧理由書を提出する。
・交付決定日の翌日から起算して30日間が活動期限です。
・活動期限までに捕獲できない・手術できない等があれば、60日間の延⾧を受けることができます。動物愛護センターまでご相談ください。
❾ 変更等申請書を提出する。
・対象猫の雌雄の間違い、対象猫が活動期間中に行方不明になった場合、変更等申請書にその旨を記入し、動物愛護センターに提出してください。
❿ 変更決定通知書の受取り
・変更等申請書の内容を確認し、変更等決定通知書を交付します。
⓫ 実績報告書等の提出
・対象猫の不妊去勢手術が完了したら、「猫確認書」「領収書」を動物愛護センターまで持参し、実績報告書等に併せて提出してください。
⓬ 確定通知書の受取り
・実績報告書等の内容を確認し、確定通知書を交付します。
⓭ 請求書の提出
・確定通知書を受け取ったら、請求書に必要事項を記入し提出してください。
⓮ 口座支払いの確認
・請求書の提出後、指定する口座に補助金が振り込まれます。
・振込日については、動物愛護センターから連絡します。
⓯ 地域猫活動を継続する
・不妊去勢手術を行った地域猫を最期までしっかりと管理してください。
動物愛護センターにおける地域猫不妊去勢手術について
動物愛護センターでは、不妊去勢手術費補助金に対する補助として、地域猫不妊去勢手術を実施します。
動物愛護センターにおける地域猫手術の頻度は、2週間に1回を予定しています。
手術の実施に関しては、動物愛護センターに相談・申請を行い、搬入・搬出日、手術日など具体的な日程を確認してください。
[参考リンク集]
住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン.pdf